知っておくべきホワイトニングの安全性について

「歯のホワイトニング=漂白」というイメージを連想される方も多く、いざチャレンジする段階になって人体への安全性やリスクについて不安になるかもしれません。

 

歯のホワイトニングに使用されるのは、過酸化水素や過酸化尿素が主成分となってホワイトニング剤です。

 

過酸化水素というと難しく聞こえますが、オキシドールといえば馴染みがあるのではないでしょうか。

 

ケガをした時に傷口につけるオキシドールは、3%の過酸化水素水です。

 

一般的に使われている薬剤とわかれば、安心できるはず。

 

歯のホワイトニングは、歯を溶かしたり、削ったりしているわけではありません。

 

成分が口腔内で水と反応すると、活性酸素が出てきて歯の汚れを分解してくれるというメカニズムなのです。

 

実際、2004年にアメリカのロマリンダ大学では「歯のホワイトニングに使用される過酸化水素水を、たとえ1日6.5g飲み込んでも問題はない。

 

適正に使用される限り、薬剤が体に与える影響は食品と同等である。」とのデータが発表されています。

 

もちろん、故意に飲み込んでしまうのは勧められませんが、それほどリスクが少ないことが示されているのです。

 

アメリカの大学における研究チームがデータで実証したことがわかれば、さらに安心材料が増えるのではないでしょうか。

 

ただし、ホワイトニング剤によって、歯茎の色まできれいになることはありません。実際の治療現場では、歯茎にできる限り薬剤がつかないように配慮しています。安全性という点から考えるとホッとしますが、「歯茎までキレイになる」と誤解していた人にとっては残念でしょう。

 

ただし、注意しなければならない点もあります。虫歯の治療の時に使われる詰め物の成分をホワイトニングの薬剤が弱めてしまうので、虫歯治療との期間は空けなくてはいけません。

 

約1〜2週間空ける必要があるので、虫歯治療中の方は気を付けるようにしましょう。

 

そういった点でも、普段から虫歯治療を行っているかかりつけの歯科医院で、ホワイトニングを行うとより安全に行えます。